はじめまして、物件ハンターのナルです。今回は、いたるところで昭和レトロを感じられる街・馬喰町を散歩した感想をご紹介します!
目次)
・昔の馬喰町ってこんな街
・いざ、昭和なレトロワールドへ
・まとめ ~昭和レトロな雰囲気を活かして~
昔の馬喰町ってこんな街
馬喰町は、江戸時代から続く問屋街で、衣料品やファッション雑貨などの卸商社や生活用品を扱う多くの卸商社が軒を連ね、今でも日本最大の問屋街といわれています。 その昔は、馬市があり、牛馬の売買や交換を行う『博労(ばくろう)』 が多く住んでいて、そのうち『馬喰町』になったのだそう。もしかしたら、有名な武将なども、馬喰町に来たり、滞在したりしていたかもしれません。そう考えると、歴史ロマンに溢れる街に見えてきたかも・・!戦国武将好きの自分としても、ちょっと興奮してきました(笑)。
いざ、昭和なレトロワールドへ
まずは、馬喰町駅か馬喰横山駅から地上にあがります。いきなり広がる、広々とした道路、低層でレトロなビル群。なんか、雰囲気がすごく良くないですか?この東京っぽくない、落ち着いた街の雰囲気に、私はすでに心を掴まれました(笑)

さて、さっそく散歩をスタートさせると、いきなり魅力的なサインが!

どうですか、この堂々とした店名と店構え。餃子に賭ける思いが伝わってきます。街に馴染むオレンジ色のサインと美味しそうな餃子の写真。絶対に美味しいに違いない、次は必ず行こう!
気の向くまま、街中への歩みを進めると、おお、だんだんと昭和レトロな雰囲気が!
渋い街並みやお店、年季の入った自転車。この組み合わせだけで、もう昭和。いや~最高ですね。


さすが、アパレル系の問屋街。どこか懐かしい、昭和なフォントの光る、素敵なお店が多いですね。店頭に並ぶ洋服との相性も最高です~!


少し進むと、なんとも気になるビルが。『横山町奉仕会館』・・・レトロなにおいもするし、少し入ってみることに。

訪れた時間が遅かったせいか、シャッターが閉まっていますが、たくさんの問屋さんが軒を連ねています。いつもはとってもにぎやかなんでしょうね。活気のある雰囲気が、目に浮かぶようです。

奥では、衣料品店や小袋か巾着の専門店が営業中。なんだか掘り出し物が眠っていそうな、ちょっと期待感が湧いてくるのは、わたしだけでしょうか? 古物好きの私にとっては、この雰囲気、半日いても飽きなそう・・。それこそ、レトロ好きな方とのデートや、プレゼントなどを探してみるのも楽しそう~。

ちなみに、こちらの建物は、なんとホテル?として営業しているよう・・・!
奥が深いぜ、馬喰町!
↓ホテル奉仕会館 東京都
https://hoshi-kai-kan.tokyo-hotels-stay.com/ja/
奉仕会館を出て、さらに街中へと進むと、いま風のオシャレなカフェを見つけました!
なるほど、昭和レトロな街でありつつ、バランスよく、いま風のオシャレなお店もあるあたりが、玄人好み!新旧が自然と混ざり合っているのも、この街の魅力なんですね~。

令和な雰囲気に触れたと思ったら、あっという間に昭和にタイムスリップ(笑)。どうですか、このお店の佇まい。何が置いてあるのか、とっても気になります。店内には入れなかったので、次はどんなものが販売されているのか、絶対に確かめよう!

こちらは婦人服のお店。カラフルできれいですね!ふと、北海道の田舎街に住んでいた小学生の頃に、同級生の家が同じような婦人服を販売していたことを思い出しました。もしかしたら、馬喰町から仕入れていたのかも!?こういう街並みに触れることで、懐かしい記憶も呼び覚ますことができ
るのかもしれません。これも、馬喰町散歩の愉しみのひとつですね!

ここで、反対側のエリアにも足を伸ばしてみることに。
大通りにでると、人生でみたこともないほど大きな『タオル』の文字が!!
これ、タオルの文字の大きさでいえば、世界一なんじゃないか・・・と思うほどの圧倒的存在感!
黄色バックに赤文字というインパクトのある色の組み合わせで、視線を逸らすことができない・・まさに計算されたアピール。馬喰町にきたら、ここは絶対に見てほしい!

タオルの文字の次は、また見つけてしまった、不思議な看板。『カバンマスター』ってなんでしょう??カバンを極めた者だけがつけられる称号なのか・・・気になる。気になりすぎる。こんなところが多すぎです、馬喰町。まさに現代の隠れたラビリンス。

馬喰町のカオス感に圧倒されてきたところに、なんとも素敵なオアシスを発見!大好きです(笑)

この、年季のはいった暖簾の感じ、経年した木材の風合い、手書きメニューの美しさ。これぞ昭和レトロにふさわしい、ザ・老舗居酒屋です!それにしても、メニューが実にわたし好み。特に金華サバの〆サバなんて、もう最高すぎるでしょう~あ、ヨダレが(笑)。ここで夜更けまで、常連さんとゆっくり過ごしたい・・・でも立ち寄れないのが残念すぎるので、次回は絶対にきます!
まとめ ~昭和レトロな雰囲気を活かして~
みなさん、いかがでしたか?
古き問屋街という、一見地味で見過ごされがちなエリアかもしれません。が、しかし!
逆に、昭和のレトロ感を活かした『昭和フェス』など行って、例えば問屋にある洋服を使ったファッションコンテストをやってみたり、怖くて頑固だけど温かい大人たちに叱られてみるアトラクション、地味だけどなぜか食べたくなるレストランや喫茶店メニューの食べ歩きなど、それこそ世代を超えて楽しめる取り組みができないものでしょうか。それこそ、いま魅力的なイベントで話題の『アフロマンス』さんプロデュースなんてありかも(笑)。
今回馬喰町を散歩して、なんだか昭和の懐かしさを感じつつ、あの時代のパワーや元気をもらいました!そんな楽しい妄想とエネルギーが満ちている街、馬喰町。
ぜひみなさんも、マニアックな楽しみ方をしに、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

モジャ(mojya)
北海道生まれ。マンション✕IT関連企業で広報やwebメディアを担当。また、副業で飲食店や人物を紹介するライターも行っている。
音楽やアートも好きで、現在はPOPなイラストレーションも展開中↓。
https://www.instagram.com/bitpopz?igsh=ejl6bHBmY240Z2l0&utm_source=qr